当社の歴史は、1899年(明治32年)8月15日に田中源太郎氏をはじめとする有志により設立された「京都鉄道」が嵯峨~園部間の営業を開始したことから始まります。その後、運営主体は鉄道省、日本国有鉄道、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)と変遷しました。
1991年(平成3年)に山陰本線の複線電化により廃線となった一部区間を観光鉄道として再興し、沿線に千数百本におよぶ桜と紅葉の植樹を行うなど、地域の皆様にご協力いただきながら、嵯峨野トロッコ列車の営業を開始しました。今では四季折々の風景を楽しんでいただける観光列車として、日本だけでなく世界のお客様にご利用いただいております。
私たちの使命は、安全・安心でありつづけるとともに、お客様に感動を提供していくことです。お客様に感動の旅の思い出を提供できるよう、私たち一人ひとりが安全第一を貫き、心を込めておもてなしを演出してまいります。
これからも、多くのお客様をもっと笑顔にできるよう、私たちは日々努力を重ねて嵯峨野トロッコ列車のブランドを磨き続け、進化・向上してまいります。
私たちは、JR西日本グループの一員として、2005年4月25日に発生した列車事故を決して忘れず、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全の確保こそ最大の使命であるとの決意のもと、安全憲章を定めます。
1. 安全の確保は、規程の理解と遵守、執務の厳正および技術・技能の向上にはじまり、 不断の努力によって築きあげられる。
2. 安全の確保に最も大切な行動は、基本動作の実行、確認の励行および連絡の徹底である。
3. 安全の確保のためには、組織や職責をこえて一致協力しなければならない。
4. 判断に迷ったときは、最も安全と認められる行動をとらなければならない。
5. 事故や災害が発生した場合には、併発事故の阻止とお客様の救護がすべてに優先する。
会社名 | 嵯峨野観光鉄道株式会社 |
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所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町 |
営業区間 | トロッコ嵯峨~トロッコ亀岡(7.3キロメートル) |
設置駅 | 総駅数4駅:トロッコ嵯峨、トロッコ嵐山、トロッコ保津峡、トロッコ亀岡 |
開業日 | 平成3年4月27日 |
資本金 | 2億円(JR西日本100%出資) |
代表取締役社長 | 三戸 尉行(Yasuyuki Mito) |
1990年11月14日 | 「嵯峨野観光鉄道株式会社」設立 |
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1991年4月27日 | 営業開始 |
1992年4月20日 | トロッコ亀岡駅開業 |
1996年3月16日 | 全列車トロッコ嵯峨駅乗り入れ開始(ダイヤ改正) |
1997年4月27日 | トロッコ嵯峨駅新駅舎完成 |
1998年7月19日 | オープン車両「ザ・リッチ号」運転開始 |
2003年4月28日 | 19th CENTURY HALLオープン |
2005年10月16日 | トロッコ嵐山駅~保津峡駅間でライトアップ点灯開始 |
2008年10月18日 | トロッコ保津峡駅~亀岡駅間でライトアップ点灯開始 |
2011年3月1日 | ジオラマ京都JAPAN開業 |
2014年3月19日 | トロッコ列車年間ご利用者数100万人達成 |
年度毎の「安全報告書」PDFファイルをダウンロードして頂けます。
「国民保護業務計画」PDFファイルをダウンロードして頂けます。
「被害者等支援計画」PDFファイルをダウンロードして頂けます。
「移動等円滑化取組計画書」PDFファイルをダウンロードして頂けます。